2024.11.08

おすすめ資料 第595回 読書の意義

日本で「民主主義」が語られるとき、それは「自由主義的」民主主義
であることが一般的なのではないでしょうか。その前提に立てば、
「非」自由主義的民主主義という概念は、矛盾をはらんでいるように
思えてきます。
また、「ソ連」といえば、全体主義国家のイメージが強く、「個」の
自由が認められていたとは考えにくいかもしれません。
本書は、そういった自らの狭い常識やステレオタイプから自由にして
くれる1冊です。秋深まる読書の季節に、読書の意義を改めて考えさ
せられる機会になります。

2024年11月8日(崎)