10月25日(水曜)秋晴れの中、高専で中国文化をテーマに中国人留学生から中国と日本の文化の違いなどを学ぶ場を設けました。
当日は、留学生と高専生との橋渡し役を担っていただいた中国学科生の大活躍もあり、高専生から多くの質問が飛ぶなど、とても有意義な会となりました。
それでは交流会の様子をご紹介します!
まずは中国語で簡単な自己紹介が出来るようになろう!ということで、自分の名前を中国語の発音で教えてもらい、フレーズを使いながら留学生や学部生にレクチャーしてもらいました。その結果、全員中国語で簡単な挨拶が出来るまでのレベルに!
また、中国語クイズでは身近なものについて、『热狗』のように中国語の特徴であるイントネーションから来た当て字なのか、意味から付けた漢字なのかを推理してクイズを楽しみながら、中国の言葉の由来を学びました。
アイスブレークも終わり、中国文化について留学生、学部生がそれぞれ準備してきた内容を発表しました。
中国のスマホのアプリ事情や電気自動車の普及率の高さ、中国では押印文化がないこと、キャシュレスがスタンダードであること等に加え、実際に留学生が日本に来て戸惑ったことについて、エピソードを交え話してもらいました。参加した高専生から驚きの声が聞こえ、日本と中国での文化や生活様式の違いを勉強することができました。
また、学部生の方は台湾留学での経験について、台湾と中国では中国語の発音から違うこと、台湾での留学生活で困ったこと、楽しかったことなど、実体験を交えながら詳しく話してくれました。
最後に中国と言えば、食文化。食文化の歴史、北部の方は気候が寒いので辛い料理を好んで食べるが南部の方はあまり食べない、四川料理は本土の中国人も食べれないぐらい辛い、中国の家庭料理や珍グルメ、またオススメの神戸の中華屋さんなど、文化に触れつつも楽しく話してくれました。
座談会では、留学生から中国の女の子がよく遊んでいる石を使ったゲームを教えてもらいました。みんなでやってみたところ、これが思った以上に難しく、最後まで成功した人はいませんでした(笑)
あっという間の2時間でしたが、高専生からも「とても楽しかった」、「中国語や留学に興味を持ちました」との感想をいただきました。
イベントを開催するにあたり、留学生、学部生の方には事前に集まり、どうしたら高専生に楽しんでもらえるか、中国に興味をもってもらえるかなど、考えながら当日の内容や資料などを作ってもらいました。協力してくれた学生の皆さま、本当にありがとうございました!!