本課程は、英語学専攻、ロシア語学専攻、中国語学専攻、イスパニア語学専攻、国際関係学専攻、日本アジア言語文化専攻、英語教育学専攻の7専攻を設置し、広く深い学術的知見の獲得と問題発見?解決能力の育成(論文コース)と当該分野の学術動向の把握、広範な学識の習得ないし深い異文化理解(課題研究コース)を目指します。
なお、英語教育学専攻は、小?中学校、高等学校等の現職教員を対象とし、高度な専門職業人としての英語教員の養成を目指しています。
修士課程の教育研究上の目的
幅広い視野と柔軟な思考を持ち、各々の学問領域の広く深い学術的知見を背景に、新たな知の創出に向けた問題発見?解決能力を有する専門研究者を育成すること、および同様の学術的知見とともに、異文化理解の能力を身に着け、国際社会の持続可能な発展に寄与することのできる高度職業人を育成することを目的とする。
修業年限
2年
※1 長期履修制度を設けています。
※2 英語教育学専攻については、長期履修制度及び短期履修制度を設けています。
学位
専攻名 | 学位 | 学位に付記する専攻名 |
---|---|---|
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修士 | 文学 |
|
国際関係学 | |
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文学 | |
|
英語教育学 |
入学定員
英語学専攻 | 10人 |
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ロシア語学専攻 | 5人 |
中国語学専攻 | 5人 |
イスパニア語学専攻 | 5人 |
国際関係学専攻 | 10人 |
日本アジア言語文化専攻 | 12人 |
英語教育学専攻 | 10人 |
計 | 57人 |
履修コース
英語教育学専攻を除く6専攻において、2014年度より従来の修士課程を改編し、新たに「論文コース」と「課題研究コース」を設置しました。志願者は修了後の進路に合わせて、出願時にいずれかのコースを選択します。
論文コース | 論文コースは、本学大学院教育の理念の1つである「人文社会科学の最先端をリードする研究者の養成」を目標とし、広く深い学術的知見の獲得と問題発見?解決能力の育成を目指した指導体制が敷かれています。本コースの学生は、本学修士課程に2年以上在学し、所定の授業科目から30単位以上を取得し、学位論文 の提出と、その審査及び最終試験に合格することを要します。将来新たな問題の発見と解決が行える自立した研究者を目指す方を対象としています。 |
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課題研究コース | 課題研究コースは、本学大学院教育の理念の1つである「幅広い国際感覚と高い外国語運用能力を備えた人材の養成」を目標とし、当該分野の学術的動向の把握、広範な学識の修得、ないし深い異文化理解を目指した指導体制が敷かれています。本コースの学生は、本学修士課程に2年以上在学し、所定の授業科目から 30単位以上を取得し、課題研究の提出と、その審査及び最終試験に合格することを要します。将来国際社会において対外的なニーズに即応できる的確な判断力と柔軟に行動できる国際感覚をもった社会人を目指す方を対象としています。 |
課程修了要件
外国語学研究科において修士の学位を得るためには、本学修士課程に原則として、2年以上在学し、所定の授業科目から30単位以上を修得するとともに、学位論文を提出して、その審査及び最終試験に合格することを要します。
ただし、修士課程(課題研究コース)及び英語教育学専攻においては、特定の研究課題についての研究成果の審査をもって修士論文の審査に代えることができます。
単位互換制度
本学修士課程と神戸大学大学院文学研究科博士前期課程(修士課程)との間における学生交流協定に基づき、特別聴講生として、相互の授業(限度10単位)を履修することができます。
教諭専修免許
各語学専攻および英語教育学専攻においては、所定の単位を取得すれば、専攻する言語の中学校、高等学校の教諭専修免許状が取得できます。
専攻 | 認定を受けた免許状の種類 |
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英語学専攻 | 英語(中学/高校) |
英語教育学専攻 | |
ロシア語学専攻 | ロシア語(中学/高校) |
中国語学専攻 | 中国語(中学/高校) |
イスパニア語学専攻 | イスパニア語(中学/高校) |