2021年3月 5日
本学学生が、第40回こうべユース賞受賞
2月5日、本学英米学科4年の西尾あいりさんと、ボランティアコーナースタッフの学生が、第40回こうべユース賞を受賞しました。
この賞は、神戸市と神戸市青少年育成協議会が青少年の文化、スポーツ及び社会活動の普及または進展に関し、奨励するような活動を行っている個人や団体に授与する賞です。
西尾さんとボランティアコーナースタッフの学生は社会部門での受賞となりました。
西尾あいりさん
4年間の大学在学中に子どもの居場所づくり活動、学習支援、地域振興活動などさまざまな活動に積極的に参加し、ボランティア学生の中でも頼れるリーダーとして活躍してきました。
また、周りの大学生にボランティア活動にかかわることの楽しさを伝え、学生へのボランティア活動参加のすそ野を広げることに大きく貢献しました。
(左からこども食堂、表彰状、お年寄りの訪問ボランティアの写真)
受賞コメント
大学生活のスタートとほぼ同時にボランティア活動を始めて4年間継続してやってきたことが、「こうべユース賞」という形で表彰頂けて本当に嬉しく思います。
私自身、誰かのために、というより取り組んでいて楽しかったのでここまで続けてきましたが、外大関係者をはじめ、神戸の様々なボランティア先で出会えた方々が温かく見守ってくださったからこそ成し遂げられたのだと実感しています。
大学生活の4年間という期間のみ神戸にいることとなりましたが、その短い期間で神戸の街に貢献できたのであれば光栄です!
ボランティアコーナースタッフ
大学と地域住民とが顔の見えるつながりを作り協力関係を強化したい!との思いで4年にわたって「学園まちピカ大作戦」を地域と共催で企画、実施しました。
学生スタッフは準備段階から地域団体と何度も打ち合わせを重ねて、当日のイベントを成功に導いてきました。この事業で培った協力関係がきっかけとなり、地域の夏祭りでも学生スタッフが運営を手伝うようになるなど、地域活動への連携が進みました。
また、「学園まちピカ大作戦」は学生スタッフの提案で唯一、学園東町、学園西町がともに協力する形で開催されることになるなど東町西町の交流につながりました。
(まちピカ大作戦の様子とユース賞盾)
受賞コメント(イスパニア学科4年 阿部芹華さん)
このような賞を頂けたことで改めて、「学園まちピカ大作戦」に関わった全ての人々に感謝の気持ちが込み上げます。
このイベントは1年に一度しかない大会です。私は、参加者の方が「来年もまた参加したい!」と、毎年ワクワクを感じられる恒例イベントにしたいと常に考えていました。そのために、ゴミ拾いそのものを楽しんでもらうのはもちろん、会場に掲示物や動画を設置して待ち時間でも楽しんでいただける工夫をしました。
イベントの半年前から企画を進めてきたボラコメンバーはもちろん、地域団体のみなさん、当日ボランティアの方々、外大生協、そして参加してくれた地域住民の方々のおかげで大会を無事成功させることができ、このような素晴らしい賞もいただくことができました。ありがとうございました。「まちをきれいに×スポーツ」という画期的なイベントが、また開催できる日が来ることを願っています。