2023年3月 9日
【認定留学】台湾大学?台湾師範大学留学レポート(台湾)
留学先?期間は?
①台湾大学 語文センター(2021年9月~2022年3月)
②台湾師範大学 国語教学センター(2022年3月~2022年8月)
どういった留学制度で留学をしましたか?
私は台湾に興味があったので、中国ではなく台湾を語学留学先に選びました。制度は「認定留学」という単位互換が可能な大学の留学制度を利用しました。初めは台湾大学に留学していましたが、諸事情により途中から台湾師範大学への留学に切り替わりました。
2022年8月に認定留学を終えた後、神戸市外大を半年間休学し、更に台湾師範大学の東アジア学科に短期留学をして帰国しました。
台湾の友人に借りたアカデミックガウン
台湾師範大学語学センターの外観
台湾留学のきっかけを教えてください。
中学校の歴史の授業で「日清戦争」の際に習った台湾。それ以降は、高校でも少し習う程度で全容が気になる存在でした。島なのか...?国なのか...?日本と関わりが深く、親日家も多いですが、台湾と日本で、お互いの国への認識の差が大きいことに興味を持ち、歴史?政治?地域研究など様々な本を読み漁ったのが始まりでした。
留学先では授業どんな授業を受けましたか?
台湾大学
最高学府の語学センターだけに、授業やテストが厳しいです。1クラス7人以下の少人数クラスで、先生との距離が近く、熱心に教えていただけました。
台湾師範大学
台湾最大規模の語学センターで、学生数も多いですが、1クラス10人以下の少人数クラスでの授業でした。自分の中国語レベルに応じてクラスを選択できるほか、カリキュラムの選択肢が豊富で、楽しく学ぶ事が出来ました。中国語の授業の他にも様々な文化の授業があり、映画鑑賞、台湾語、料理教室など中国語以外の授業も開講されており、楽しく台湾の文化に触れることができました。
その中で私が履修していた「中華料理教室」の授業では、台湾の民族料理などの作り方を、先生が中国語で説明してくれて、それを聞きながらみんなで料理をする、とても楽しいクラスでした。
「中華料理教室」の様子
師範大学語学センターの内観
留学先の生活はいかがでしたか?
台湾への留学の主な滞在先はホームステイではなく、シェアハウス?学生寮?アパートでの一人暮らしになります。私はシェアハウスに滞在していましたが、大家さんと馬が合わず大喧嘩に...あまり良い思い出ではありませんが、母国語以外で現地の方と言い争うことが出来たので自分の語学力の成長を感じられた出来事でした。
また、台北には至る所に日系の店舗や日本の商品があるので、ほぼ不便を感じることなく生活することができました。台湾大学や師範大学周辺にはご飯屋さんがたくさんあり、食事に困ることもありませんでした。ただ、出発前には物価が安いと聞いていましたが、円安の関係で物価の安さを感じる機会はほぼありませんでした。
台南のランタンフェスティバル
レシピも覚えたルーロー飯
留学先での一番の思い出を教えてください。
一番の思い出は、台湾大学のサークル「台湾日本学生交流会」での活動です。日本と台湾の文化や習慣の差異を討論する真面目な活動から、船に乗ってクジラやイルカを見に行く旅行など、色々なことを経験させてもらえました。
「台湾日本学生交流会」でクジラを見に行った様子
教室での水餃子パーティーの様子
神戸市外大を選んだ理由を教えてください。
高校2年生の時に参加したオープンキャンパスの雰囲気がとても良く、志望校の候補になりました。オープンキャンパスで受けた模擬授業では、教授の話し方に神戸市外大に対する誇りを感じたこと、小規模なキャンパスでしたが在学生みんながイキイキとしていて、自由で楽しそうな雰囲気だったことが特に印象的でした。
神戸市外大を目指す受験生に応援メッセージをお願いします!
高校1?2年生の間は、英語を頑張るべし!1つでも秀でた得意な教科があると、それが自信につながり受験時の強みにもなります。また、モチベーションが下がり気味の時は、ぜひ自習室に行くことをオススメします。自習室に行くと必ずみんな頑張って勉強していたので、一緒になって頑張ることが出来ました。
そして何より、私がいつもモットーにしているのは「自分が選んだ道を正解にしよう」ということです。自分が選んだ道なので、選択してよりよかったと思えるよう、みなさんも全力を尽くしてぜひ頑張ってください。