【休学留学】語学学校?ワーキングホリデー（カナダ）留学レポート

2023年6月28日

留学先?留学制度?留学期間は？

私は大学の休学制度を使い、2022年9月～2023年9月の1年間休学し、留学中です。
留学先はカナダで、Quest Language Studiesという語学学校に3か月間通いました。語学学校に通いながら、アルバイト探しをして、日本食のレストランで5か月間働いた後、3月よりスープ屋さんにてフルタイムで働いています。

休学での留学を選んだ理由は？

大学の留学制度も魅力的でしたが、より自由度が高く、自分がしたいことを取捨選択しながら英語や文化を学ぶことができると思ったからです。また留学中もバイトをする時間もあって、長期留学でもお金のことをあまり気にせずに友達と遊んだり、旅行に行ったり出来ることにも魅力を感じました。

休学中にしたことを教えてください。

【9月～】
留学資金を貯める目的の他、ホームシック対策（実家暮らしで家族と長期で離れたことがなかったので）のため、観光地で住み込みバイトをしました。テーマパークの売店で働きながら、休日は現地でできた友達とたくさん観光をしました。
【9月末～】
1度も海外に行ったことがなく、大学在学中に海外で生活してみたいという思いがありました。コロナ禍で思い描いていた学生生活を送ることが出来ないまま3年生を迎え、後悔したくないという思いでワーキングホリデーでカナダへ！
カナダへ渡航し、約3ヶ月間語学学校に通いました。最初は語学力の向上を目指して語学学校に通いながらバイト探しをし、日本食レストランのサービススタッフとして働き始めました。初めは英語での接客にとても緊張して、オーダーを取るのもお会計をするのも上手く出来ず、お客さんから話しかけられるのを怖がっていましたが、徐々に慣れてきて、英語での接客も楽しくなりました。
【3月～】
現在は、友達に紹介してもらったお店で、月曜から金曜までフルタイムで働いています。スタッフは私以外日本人が1人もおらず、分からないことがあっても英語で理解する必要があり、意思疎通が難しいときもあります。でも職場の人たちが本当に優しく、お客さんが私に何を尋ねているのかが分からない時や難しい単語がある時は、私が理解するまでしっかりと教えてくれます。私も少しでも分かる英語が増えるよう、分からないことがあれば自分から尋ねたり、知らない単語や知っているけど使ったことのない単語を会話の中で探して働きながら少しずつ覚えたりしています。また私の職場には日本が好きな人が多いため、日本語を教えてあげたりしながらとても楽しく働いています。

語学学校の友人たちとのハロウィンパーティー

留学中の思い出は何ですか？

カナダからはアメリカやメキシコへの旅行が比較的簡単に出来るため、フロリダのディズニーワールドやメキシコのカンクンなどへ旅行に行きました。せっかくの機会なので、もっともっと色々な場所に行ってから帰国したいと思います！

友人とのメキシコ旅行＠ピンクラグーン

休学中に学んだこと?身についたことを教えてください。

やはり語学力が向上したと思います。留学以前は、英語を書いたり読んだりする事はできるけれど、いざ話そうとすると自分の英語に自信がなくなり、全然話すことが出来ないということがよくありました。
しかし私が住んでいるトロントでは様々な国籍の人が集まっており、たとえ英語がうまく話せなくてもそれを受け入れてくれる環境が整っています。例えばお客さんとの会話中、私が上手く英語で伝えなかったりすると、「音楽のせいであまり聞こえなかった。ごめんね、もう一回言ってくれる？」とフォローしてくれたり、上手く伝えられなかったことに対して謝ると必ず「全然大丈夫、謝らないで」って笑顔で言ってくれたりします。
おかげで間違えても大丈夫だからどんどん英語を話したいと思うようになりました。

また異文化理解が深まったと思います。トロントに住んでいると自由だなって感じることが多々あって、様々な国籍の人達が色々な文化を持ち寄って生活していたり、いきなり地下鉄の中でライブが始まったり、体型などに関係なく、自分が好きな洋服を着ていたりなど、同調圧力が少なくお互いに尊重し合える環境です。
だから私もたとえ自分と違う考えの人と出会っても、「自分とは違う」と距離を感じるのではなく、「自分と違っていて面白い！」と感じるようになりました。

アルバイト先の同僚たちと

休学して良かったことはどういったところですか？

友達やホストファミリー、職場の人たちなど、大切な人たちと出会えたことです。リゾートバイト地でもカナダでも、たくさんの素敵な人たちに出会うことが出来ました。
この遠く離れた地で、一生忘れられない人たちに出会えたことは、本当に奇跡だと思います。初めての海外渡航ということもあり、留学に対してどちらかといえば楽しみよりも不安の方が大きかったのですが、もしカナダに来なかったら、皆に出会えなかったと思うと勇気を持って来てよかったなと思います！

ホストファミリーたちと

神戸市外大を選んだ理由

家から通える大学の中で1番質の高い英語の授業を受けられると思ったことと、オープンキャンパスに行った際に学生と教授方の雰囲気がとても良いなと感じたからです。
また大学の授業料も安く、休学留学する際は大学に費用を払う必要がないため、留学をしやすい環境が魅力的だと思いました。

神戸市外大を目指す受験生へメッセージをお願いします！

受験って本当に大変ですよね...。
志望校が決まらなかったり、志望する学校に対して自分の実力が足りていないと感じたり、自分の努力の方向性が正しいのか分からなくなったり...。私も受験期は本当に辛くて、毎日勉強しては失敗した時のことを考えて、この努力が無駄になったらどうしよう...と精神状態が不安定でした。
でも今になって思うのは、受験期に頑張った努力は、結果がどうであれ、『決して無駄にはならない』ということです。私も受験期に単語をたくさん暗記したおかげで、カナダに来てからその単語に会話の中で出会った時、この単語はこういう風に使うんや！って嬉しくなります。受験までの期間、失敗した時のことを考えて辛くなることは誰でもあると思います。でもそんな時に思い出して欲しいのは、その努力はきっと将来の自分を支えてくれるということです。絶対に無駄にはなりません！だから残りの期間、自分が出来る精一杯で頑張って下さい！
そしてまたこの大学で皆さんに会えることを楽しみにしています。