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2024年5月22日

留学奨学金制度「スティーブ山田スカラシップ」の創設

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本学英米学科卒業生の山田 進氏(通称:スティーブ山田氏)からのご支援を受け、新たな留学奨学金制度「スティーブ山田スカラシップ」を創設しました。スティーブ山田氏は、神戸市外大をご卒業(1965年)後、アメリカ?ニューヨークで起業し、メイプロインダストリーズ株式会社の会長兼創業者としてご活躍されています。

本スカラシップ制度は、スティーブ山田氏が日米間の架け橋となっているように、日本と世界の架け橋となる学生の支援?育成を目的としています。特に経済的に困窮しながらも留学を目指す、チャレンジ精神が旺盛な院生?学部生を支援します。

1. 奨学金概要

奨学金名称:スティーブ山田スカラシップ

支給金額:1人当たり最大350万円の奨学金(返済不要な給付型)を支給(以下(1)(2)の合計金額)

(1) 留学先の授業料相当額

???200万円を上限に実費支給。交換留学の場合は支給無し。

(2) 留学準備金 

  150万円を上限に国?地域別で支給額を決定。
  (参考)指定地域:150万円、甲地域:120万円、乙地域:100万円、丙地域:90万円

?募集人数:若干名

?留学期間:原則1年間

2.応募資格

(1)本学学部生?大学院生(2024年度大学院入試に合格し、モナッシュ大学大学院?ナバラ大学大学院とのダブル?マスタープログラムに参加する者を含む)

(2)海外の大学?大学院またはこれに相当する教育?研究機関へ1年以上留学する者。
なお、交換留学?認定留学?休学留学の別は問わない。

(3)留学の目的と計画が十分に練られたものであること。そのため、2年生以上の応募を推奨する。

(4)応募時点で留学希望先大学から入学許可を得ている、あるいは出願要件を満たしている者。

(5)過去に本奨学金を受給したことのない者。(過去申請し不採用だった者の再応募は可)

(6)他の留学に関する奨学金の支援を受けていない者。

(7)奨学生としての責任と義務をきちんと果たせる者。

(8)留学先国が、渡航時点に本学の定める「海外危険情報対応基準」で渡航可能となる見込みがあること。

(9)所定の家計基準を満たす家計収入が厳しい者。家計については、基準のみならず、家族構成や家庭状況も考慮する。

?(10)スティーブ山田氏のフィロソフィを理解している者。(山田氏の著書『潜在意識にまで透徹する強烈な持続した願望を抱いて行動する! 稲盛フィロソフィで描いた夢をアメリカのサプリメント事業で実現した日本人』を読んだ感想を一次選考(応募エッセイ)にて評価します。)

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3.選考スケジュール

11月上旬:申込受付
11月中旬:1次選考(書類選考)
11月中旬:2次選考(面接選考)
12月上旬:合格発表
12月中旬:スティーブ山田スカラシップ授賞式

4.山田氏のコメント

私は、タイのバンコックに生まれ、神戸高校時代から、海外雄飛を勧める当時の校長や、AFSという奨学金で毎年6~7名渡米留学して帰国する生徒たちや、ハリウッド映画などで、第二次世界大戦後の経済的にも、国際政治的にも全盛期の米国に憧れ、米国に行ける最も早道と思えた神戸市外大英米学科に入学した次第です。

神戸市外大卒業後は、米国大学院に留学しようと考え、米国大学の入学許可も入手していたのですが、家庭はあまり裕福ではなかったので、渡航費用や、授業料や、生活費を捻出出来ず、残念ながら、留学をあきらめざるを得なかった悔しい思いがあります。その後、化学品専門商社のNew York法人駐在員時代に、New York市立大学院の夜間Business Schoolに3年通い、MBAの資格を無事頂きましたが、在学中も卒業後もお世話になった神戸市外大にいつか恩返しをしたいとの思いもあり、New York、東京、上海でサプリメント事業を起業、何とか少しでも恩返しが出来る経営状況になったので、今回、神戸市外大への1億円、硬式テニス部への1,000万円の寄付をさせて頂いた次第です。

やはり神戸市外大の設立趣旨から考えても、神戸市外大生は、一人でも多く、海外留学を経験すべきと考えています。今回の寄付で、少しでも多くの神戸市外大生の留学にお役に立てるならば、本望であります。SY_Photo.jpg




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