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2025年2月26日

【交換留学】レジャイナ大学(カナダ)留学レポート

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英米学科 3年

留学先?留学期間

留学先:レジャイナ大学(カナダ)
留学期間:2024年9月?2025年1月
留学制度:交換留学

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▲友人と週末に

留学先を選んだ理由?留学のきっかけを教えてください。

この交換留学では、ゼミで研究している「人口高齢化社会におけるビジネス」についての知見を深めるために、マーケティングや組織行動論など、経営学の授業を主に履修しました。カナダは移民を広く受け入れている国であり、日本とは異なる少子高齢化社会に対する経済政策やビジネスの視点を学べる点が非常に魅力的でした。
また、多様な国籍の留学生と一緒に授業を受けることができる点も、この交換留学を選んだ理由の一つです。実際の授業内では、異なるバックグラウンドを持つ学生の意見を吸収することで、視野を広げることができました。これらは留学を通じて得られた貴重な学びです。
3年生の後期に周りが就職活動に専念する中、交換留学をするかどうか迷った時期もありましたが、留学と就職活動、大学院進学の選択肢を見据えて2年生の後期の時点で情報収集を行い、アメリカのボストンキャリアフォーラムに参加したことで、留学と進路選択の双方の目的に向かって行動することを意識するようになり、最終的に留学でも満足する成果を得られました。

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留学先の雰囲気はどうでしたか?

レジャイナ大学は、毎週必ずイベントが開催されるほど、学生主体の活動が非常に多く、活気にあふれた大学です。キャンパスは広いものの、常に学生のエネルギーに満ちています。留学生も多く、留学生向けのイベントもあるため、友人を作りやすい環境です。クラスを見渡すと約6割が正規の留学生か交換留学生で、多様性に富んだ大学です。廊下を歩いているとさまざまな言語が聞こえてきたので、自分がマイノリティだと感じたことはありませんでした。週末には友人と各国の料理を作り合ったり、市内を一緒に散策したりして、充実した生活を送ることができました。

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留学先でどんな授業を受けましたか? 授業内容を教えてください。

Organizational Behaviour」や「Marketing」、「Small Business & Start-Up Management」などの経営学の授業に加えて、「International Studies」という国際関係の授業も履修しました。授業はカナダ国内のケーススタディを取り上げるものだけでなく、国際的に共通する課題について議論する内容もあり、非常に刺激的で学びが多かったです。
私は特に、移民や多国籍の人材のための包括的な職場のあり方や、多様性が生まれることによって起きる衝突に関心がありました。そのため、上記のような授業を多様な国籍の学生と一緒に学べたことは、非常に恵まれた学習環境だったと思います。

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留学先での一番の思い出は何ですか?

International Studiesの授業で、50名以上が履修している大きい授業内で日本語を紹介したことです。最初の授業開始5-10分程度はアイスブレイクで各国の言語を紹介する時間があり、私も日本語を「ありがとう」「こんにちは」「お元気ですか?」の3フレーズだけ紹介しました。そのときは特に緊張はしなかったのですが、そこから日本の文化や政策に興味を持ってくれるクラスメイトも増え、授業内で日本の政党や少子高齢化問題が取り上げられる度に常に私の意見も求められ注目されるようになりました。日本では他国の人に自国の課題や意見を発信し、別の視点から意見をもらう機会は少ないため、授業に参加する前によくリーディング課題を読み、自分の意見をいくつかまとめてから参加していました。これにより、良いアウトプットの機会が得られたと感じています。

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留学前の準備スケジュールについて教えてください。

2023年6月      IELTS 1回目受験(overall 6.5)
2023年10月      IELTS2回目受験(overall 7.0
2023年10~11月頃 交換留学の書類準備、面接、合格
2024年 2~4月頃  授業の履修、寮の申込、ビザ取得、航空券取得
2024年 7月     狂犬病, B型肝炎ワクチン接種
2024年 9月     荷造り、渡航

神戸市外大を通じた派遣留学の場合、学内で提出が必要な書類の作成と並行して留学準備を進めることになります。IELTSのスコアがoverall 6.0以上で受験可能な協定先が多いですが、私は初回の受験に満足できなかったため、再度受験しました。オンライン受験でもスコアが出るまでに約1週間かかるため、早めの受験をお勧めします。相手先大学との授業履修や寮の手続きは自分で進める必要があるため、締め切りをしっかり管理するよう心がけました。

留学の際に日本から持っていくと良いものを教えてください。

    【ミニ炊飯器】アジアンマーケットもすぐ近くにあってお米などもすぐ調達できる環境 だったので、持っていくことをおすすめします。
    【折り畳み式のケトル】お湯を沸かしたいときやインスタントをすぐ作るときに重宝していました。
    【日本からのお土産】ルームメイトにプレゼントすると喜ばれると思います。
    【日本食(味噌汁等)】日本の味が恋しくなったときにすぐに作って食べれるものを持っていきました。

    留学を経て学んだことや、身に付いた力などを教えてください。

    留学は、自分が生まれ育った環境や価値観とは全く異なるものに触れることで、視野を広げるだけでなく、自分にとって当たり前だと思っていたことを疑う力を養う機会だと感じています。そもそも留学を決意する過程では、多くの葛藤や障害、他に優先すべきこととの順位付けなど、考えるべきことがたくさんあります。まず、そのような困難を乗り越えて留学を決意すること自体が、チャレンジ精神や未知の環境に飛び込む力を身につける一助になると考えています。私は、留学中は毎日や毎月小さな目標を立てて遊びと勉強、就職活動などを両立させていました。そのため、常に目的意識を持ち自己管理の方法も学ぶことができました。具体的には、私自身、「頑張らないと」と思い込んでしまう性格からキャパオーバーになることがありましたが、毎日最低限やるべきタスクを決めてそれを達成した自分を褒めるようにしていました。また、週末には友達と楽しむ計画を立て、自分の心地よい限界の範囲内で努力することを心がけました。これにより、自分のメンタルヘルスにも気を配ることができたと思います。
    さらに、留学中にさまざまなバックグラウンドを持った人々と出会うことで、良い意味で固定観念が壊れ、卒業後すぐに就職するという選択肢にとらわれず、海外で働くことや大学院に進学することも視野に入れることができました。これらはすべて、この留学を通じて得られた貴重な財産だと思います。

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    ▲この留学でできたアメリカ人の友人と雪の日に

    澳门美高梅金殿,澳门赌场appを選んだ理由は何ですか?

    英語だけでなく、もう一つ自分の強みとなる専門性を身につけたいと思ったのがきっかけです。外国語を学べる学校は数多くありますが、その中でも神戸市外大はコース制を採用しており、英語の運用能力を高めるだけでなく、私が興味を持っていた経営学や移民と労働について学べる点が魅力でした。
    私は高校時代、国際学科のある高校に通っており、留学生や帰国子女の同級生と共にディベートや国際問題を扱う授業を受けていました。そのため、人種差別や国際問題に興味を持っており、模擬国連世界大会に参加してみたいと思っていたことも、この学校を選んだ理由の一つです。

    受験生へメッセージをお願いします!

    受験勉強お疲れ様です。 大学は、自分次第でやりたいことを学んだり、経験したかったことを実現したりと、高校とは違う自由な環境の中で自己実現ができる場所だと思っています。 "人生の夏休み"という言葉は本当で、夏休みという名の通り、何もすることがなく暇だというよりは、毎日忙しく、手探りで自分のやりたいことや大切にしている価値観を見つける自由研究のような時間を与えられている点が、個人的には夏休みっぽくて楽しいなと感じています。私自身、受験期間中は他人と比べたり、何のために頑張っているのかわからなくなり、目標を見失ったこともありました。同じ努力量でも自分より結果を出す人を見て、自分を責めてしまうこともありましたが、結果が出ないつらい時こそ、自分が成功している未来や行きたい学校に通っている将来図を想像したり、周りの友人や家族に頼っていました。辛い時期や成果が出ず苦しいときもあると思いますが、自分を信じ、将来の自分を想像しながら受験のモチベーションにしてください。応援しています!

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    ▲ReginaのLegislative buildingと一緒に

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